もしそれが避けられない現実なら、
少しでも楽しんでやるしかない。
もちろん、楽しんでやれるわけないから、
何とか気楽にやるしかない。
そんなもんだ、介護なんて。
今から9年前、祖母が亡くなった。
それからだった。
祖父の奇怪な行動が始まったのは。
よほど祖母が逝ってしまったのが、
さびしかったのだろう。
そのうち、交通事故にあって、
体が不自由になった祖父に
明らかな痴呆症の傾向が。
そして、母が介護をすることになった。
長い長い戦いの始まりである。
母が自由から解放されるのは、
祖父が死んだときである。
それを気長に待つしかない。
それまでは母は旅行にもいけない。
買い物も長い時間はかけられない。
祖父はもう着替えも出来ないぐらい、
寝たきりになっていたのに、
それなのに、なぜか家から居なくなる。
這ってでも外へ出ていきたくなるようだ。
誰も母を助けてはくれなかった。
何度か祖父が入退院を繰り返す中で、
たまたま小耳に挟んだ情報で、
母は介護施設や介護サービスや
祖父が受けれる医療などを
知ることとなる。
それでも母の負担は依然として大きく
母は心身ともに疲れ果てていた。
そこで、私は介護のブログを
書くことをすすめた。
すべての不満やグチなどを
ブログで綴るのだ。
最初は、そんな時間は無いと
言っていた母も
人差し指1本で
慣れないパソコンのキーボードを
打ち続けた。
ひらがなだらけ。
誤字脱字だらけ。
変換ミスだらけ。
すると、母と同じ立場の人たちや、
そうでない人々たちが
いろんな感想や励ましを
たくさんブログに書き込んでくれた。
母はそれらを読んでいきいきとして、
ブログをとても楽しみにした。
今回、「介護サイト(施設情報・介護保険)ケアケア」を
初めて知ったわけだが、
こういうサイトが当時あったら、
本当にありがたかっただろう。
どうすれば最大限のサービスが
行政から受けれるのか。
どのような手続きを取るのが、
一番良いのか、
介護保険 とはどのようなものか、
情報を得られる。
また、同じ苦しみを持つ仲間たちと
知り合って励ましあったり、共感しあったりできる。
それだけでもちょっとは慰めにはなるだろう。
避けられない現実なら、
どうしても一人ぼっちだと
どんどん暗くなってしまいそうだから、
介護で家から出れない人にこそ、
インターネットのサイトで
同じ境遇の人たちとつながりを
持ってもらうことが、
何とかつらい介護を乗り切る
励みになるのではないかと思う。
トラックバック
http://minmintomato93.blog108.fc2.com/tb.php/157-97d90cca
BLOG TOP